稀少・70種の100%天然・微量ミネラル
Q-1
 現在、家畜の餌を栽培する耕作地から様々なミネラルが著しく減少してきていると言われております。その結果として繁殖障害を初めとし、乳房炎、代謝障害が増えてきていると私は考えております。私以外の獣医さんや、研究者あるいは酪農家の方々の中にも同様に考えている方がいらっしゃいます。 現実に飼料会社の中にはイースト菌にそれら微量元素を食べさせた物を、飼料に混合して販売している会社もございます。ただし微量元素の中には重金属に該当する成分があり、単一ミネラルを餌に混合するときに厳しい規制がかけられております。それは、単体のミネラルをそれだけ与えると、弊害があるからです。 弊社のヘルシー・セルバランスには約70種類以上のミネラルが、含まれております。多種類のミネラルが含まれていると、個々のミネラルの弊害を相殺しあうということから弊害が起きなくなります。さらに個々のミネラルの働きを相互に高め合う効果もございます。 このことにより、約100年以上前に耕作地にミネラルが豊富にあった時期の餌と同じように、ヘルシー・セルバランスを餌に混合して家畜に与えると家畜の身体全体の健康状態がしっかりし、その結果として生産効率が改善されるということです。 私が、獣医として臨床に携わっていたときに、酪農家の方に聞いた話からさせていただきます。どんなに、畜舎を衛生的にしていても、乳房炎が多発する牧場と、一方あまり良くない衛生環境に思われるような牧場に、乳房炎がほとんど発生しない場合もありました。そのことから、乳房炎の原因として畜舎の衛生状態以外にも引き起こす要因があるのではないかと考えるようになりました。さらに、牧草中の硝酸態窒素の濃度が高い牧草を与えると、体細胞数が上がったという話も聞きました。 そのことから、消化管内(特に第一胃内)の、窒素の状態が乳房炎と何か関わりがあるのではないかと考えました。 ヘルシー・セルバランスは硝酸体窒素を吸着することが解っておりました。また昔の酪農家は、牛の調子が悪い時に餌漕に土を入れて牛に食べさせていたと伺ったこともございます。また、ヘルシー・セルバランスは様々なミネラルを含んでおります。そのことから、ヘルシー・セルバランスを餌に混合して、牛に食べさせようと思った次第です。結果は予測していたより遥かに高い割合で、体細胞数の減少を確認しました。ということで、現在ヘルシー・セルバランスを酪農家の方々へ紹介しております。 抗生物質の使用を私は否定するつもりはございません。しかし、抗生物質の使用に関して長所と短所がござい ます。具体的にそれらを提示いたします。 抗菌性物質について 長所:効きが早い。 短所:① 薬の種類によって長短がありますが、体細胞数が減ってもしばらくは牛乳を出荷できなくなる期間があります。 ② 薬剤耐性が発生し、薬が効かなくなります。③ 薬剤耐性菌の人間への影響が懸念されます。④ 生態系への影響が懸念されます。⑤ 堆肥を耕作地に還元したときに、土壌中の微生物への影響が懸念されます。 ヘルシー・セルバランスについて ヘルシー・セルバランスにも長所と短所があります。 長所: ① 体細胞数が基準値以下であれば、すぐにでも牛乳の出荷ができます。② 薬剤耐性は発生しません。③ 薬剤耐性菌の人間への影響はまったくありません。④生態系に良い影響があります。⑤ 堆肥の醗酵が活発になります。この堆肥を畑に還元した場合、畑の土壌質が改善されます。なぜなら、ミネラルが還元されるのとヘルシー・セルバランスに含まれるケイ酸と、酸化アルミニウムにより、土壌の団粒構造の形成を促すからです。短所:① 抗生物質ほど効きが早くない。② その効果が、気象条件などの外部環境に強く影響される。 薬剤耐性が出にくい抗生物質の使い方があります。そのためには、抗菌性物質の効きを良くすることが重要です。それには、牛の栄養状態特にミネラルを十分摂取させておくことが必要です。そのように、お使いいただけると上手な使い方かと思われます。 酪農経営の中で、最も重要なポイントは繁殖成績を上げる、分娩前後の事故を少なくする。搾乳スタートアップ時期を良いコンディションで迎える。これらの条件はどの酪農家も共通の認識と思います。しかし、近年、世界的にも繁殖成績が悪くなっております。特に初回人工授精着床率が50%を下回っております。かつては80%を超えていました。その原因には様々なことが考えられております。その一つとして、ミネラル不足を考えている方々もおられます。実際、体細胞対策でヘルシー・セルバランスを与えたところ、繁殖障害が軽減したり、初回人工授精着床率(約40%から約80%へ向上)が改善されたと喜びの声を聞くこともございます。これは、ヘルシー・セルバランスに含まれている、約70種類以上のミネラルがなにがしかの影響を及ぼしたのではないかと推察しております。
Q-3
Q-2
Q-4
HCBが乳房炎に良い理由をもう少し詳しく説明してください。
なぜ、抗菌性物質ではなくHCBを使うのでしょうか?
乳房炎以外にHCBはどのように役立つのでしょうか?

 

 

HCBは乳牛にとってどんな風に役立つのですか?
株式会社フローラルミネラル研究所 シンタロウ所長の Q&A

井上親太郎(いのうえ・しんたろう)プロフィール  株式会社フローラルミネラル研究所所長

産業動物臨床獣医師。日本大学農獣医学部卒業後、獣医師として活躍。大手薬品会社を含めた

複数の企業で健康食品の企画開発に携わる。

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