① トマトの場合の 散布の目安は 10 アールあたり 160~180 ㎏( 8~9 袋)です。
② イチゴの場合は、標準サイズのビニールハウス 1 棟につき 20 ㎏~ 30 ㎏で、
畝に筋蒔きで施肥する方法をとっている方もいらっしゃいます。
③ 散布は定植前 10 日~2週間を目安にしてください。
④ HCB は 粘土質のため、堆肥を多めに混ぜてご活用ください。
⑤ 目に入らないように 、風上から散布し、同時に ゴーグルなどの保護メガネ
やマスクを 着用されるようにお勧めします。
HCBとは、 米国ロッキー山脈の麓にある地層から取れる岩石で、 1 億年前の
古代植物が堆積して層になったもの(頁岩)です。以下のような特徴があります。
① ケイ酸と酸化アルミニウムが一定の割合で入っています。
② 70~80 種類の微量ミネラルがケイ酸に含まれています。
●●●現在、
畜産農家の 栄養改善に全国で活用されています。
またイチゴ農家 、トマト農家の元肥として、収量アップと味を向上させる
資材として活用いただいています。
① チッソ分を化学的に一旦吸着し、根の力が強まるに従ってゆっくり放出する性質があります。これにより
肥料の効きが長く続き、節約も期待できます。
② 葉の徒長拡大を抑制します。小葉傾向になり、葉の厚みが増す傾向があります。そのことにより光合成の
効率も促進します。
③ 70 種類のミネラルが入っているため、花粉の量が多くなることが期待されます。またそのことによる
奇形果の発生が少なくなる傾向が予想されます。
④ 70 種類のミネラルによるアミノ酸類の増加が見込まれ、 酸味、糖度の増加のみならず、 味の深みが増す
ことが予想されます。
① 配合は他の資材の混合時に行います。水分添加量は慣行方法と変わりません。
② 配合比率は堆肥全体で8m あたり、約1袋( 20 ㎏)が目安です。
③ 菌類の発酵が一気に進み、 60 度以上に昇温しやすい傾向があります。
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